【考察のページ】

キャラ別戦犯度

<資料編>

月別指名数

注意書き

ランニングコース


ロゴ編


カルト映画に見られる共通点


キャラ戦犯度
〜そもそもここで見落とさなければ、事件は大事にならなかったのでは?〜
(★★★★★)5段階で検証
大津の家畜病院医師 
(★★★☆☆)
シロの死亡診断理由を「即死」と判定したことにより、あとあと混乱をきたすことに。
説明も雑で、死亡診断書をシロ遺体の入った段ボールに収める始末。
サンメトロの人たち
(★★☆☆☆)
プライベートな旅で、タレントや偉い人(日夏)を迎えた旅行にもかかわらず、和邇川の河口で、一般人も集まる場所で飯を食うフランクなプランニング。 

食事場所など、予約はいくらでもできたはず。
そもそも、あそこで飯を食わなきゃシロは殴られずに死んだ。


(しかし、1カ所に集まりすぎてないか?)
志賀駐在の荒川巡査
(★★★★☆)
・一見、親切にお市と一緒に現場検証、目撃者への聞き取りをしているが、12,3人の目撃者を集めながら、肝心の「シロへ危害を加えたのは誰か」また氏名まで詰め切れなくとも、その「人物の特徴」を聞き取れていない。
(死骸のあった)走り出した方向の確認(そんな事はこの際どうでもいい)を行った。

・参考人である目撃者への言葉遣いがなぜか上から目線。
長尾正信(隆 大介)
(★★★☆☆)
東京からわざわざ葛籠尾崎まで、婚活の為に笛を吹きに来た割に、
せっかく出会ったお市へ自己アピールをしなかった
(・・・どんだけ奥手なんだよ。)
平山(下條 アトム)
(★★☆☆☆)
・お市が、日夏の情報を得るために、あんなに東京で苦労したのに、
店に来た客をお市の前で「日夏先生」さらっと紹介

・「日夏先生なんてめったにないチャンス!」などと、これまでの事の経緯を大よそ知りえたであろう情報を無視し、お市に無頓着な案内を。
(顔を知ってるなら教えてやれよ・・・)
お市(南條 玲子)
(★★★★★)
・最初に合った時に、長尾と連絡先を交換しておけば、
東京であんなに悩まなくて済んだ?

(葛籠尾崎の展望台〜樹木苑までは、徒歩で30分以上かかる距離だが、その間何を話していたのか?)
・そもそもシロを放し飼いさえしなければ、死ななかったのでは。
 セッターという犬種(猟犬)を放し飼いにしておくユルさ(寮で苦情が出るのも当然)

在籍嬢 指名数
作中に登場する嬢の控室兼休憩所に掲示されている指名数グラフに注目。
今ではないだろう、大らかで開放的な大部屋である。
9月

日本髪やユニフォームを廃止の提案に、お市と淀君がやりあうシーンでの背景。

・この数日後と思われる鵜川四十八体石仏群でのシーンで、彼岸花が多く咲いていたこと。
・指名数から、9月後半と思われる。

10月

シロが水際で倒れる間際で登場するグラフ。
「あーあ、比叡おろしのシーズンか・・・」とお楽がつぶやいており、
指名数から10月(第1週目)かと推察される。
吉野のお大臣がお市部屋に案内された後のシーン。
こちらで14名の嬢の名前が判読できる。

1班=淀君
2班=ねね を筆頭に7名ずつの班分けで、配置から湖の城の稼ぎ頭の役割と推測できる。
城(部屋)の名前は以下の10である。 参考に、城の所在地と主な城主を掲載
伏見城   京都市伏見区 豊臣秀吉
田辺城   京都府舞鶴市 細川藤孝
佐和山城 滋賀県彦根市 石田三成
小谷城   滋賀県長浜市 浅井長政
大阪城   大阪市中央区 豊臣秀吉
彦根城   滋賀県彦根市 井伊直継
長浜城   滋賀県長浜市 羽柴秀吉
観音寺城 滋賀県近江八幡市 佐々木六角
坂本城   滋賀県大津市 明智光秀
安土城   滋賀県近江八幡市 織田信長
舞台に近い城が多く、皮肉なことに湖東側の城ばかり。 一番遠い城は京都府舞鶴市である。
嬢の名前から、モデル元となった姫の関係を掲載。
<一班>
淀君 (茶々、浅井長政の長女、豊臣秀吉の側室)
舞姫 
琴姫 (油川夫人:武田信玄の側室)
菊姫 (武田信玄の五女、上杉景勝の正室)
藤姫
織姫
鈴姫

<二班>
ねね (豊臣秀吉の正室 北政所)
千姫 (徳川秀忠とお江の長女 豊臣秀頼の正室)
お楽
お由良 (由羅・・・島津斉興の側室(お由羅騒動)
お市 (織田信長の妹、浅井長政の正室)
お徳 (上杉綱勝の側室)
キリシタンお美代 (美代→徳川家斉の側室)

阿茶 (徳川家康の側室)
○姫 (名前が読み取れず不明)
 これらを元に9月、10月の指名実績をほぼ同内容で再現したグラフ。

 9月=青色
10月=赤色

上記3枚目では嬢の数は14名だが、棒グラフでは16名あり、なんとか読み取れる者も加えた。

棒だけで、数量単位の表示がないため、詳細は不明。

<検証>
主要キャラの「淀君、ねね、お市」はともかく、ルックスが一番良い「千姫」の指名数が少ないのが意外であり、体形がふくよかな「お楽」が4番手に付けている点が興味深い。


湖の城のルール
店舗内から見られるルールや規則等について、気が付いた部分を見ていきたい。
上部は城(部屋)の数を表している。
部屋数は10室。
城の名前は下記のとおり


下部は出勤表。1班、2班に分かれ
黒札は待機、赤札が接客中。
この日は出勤13名、欠勤1名。

13名が出勤しながら、部屋数は10部屋しかなく待機嬢必至。
シロが水際で倒れている事を矢崎が知らせるシーン
後ろの黒板から、「指名数5以下(2か月以上)自主退店」とお触書が。
東京の復讐が失敗に終わり、帰省後の電話シーン


後ろに

10/28 衛生検査
       PM1:00 

11/5 湖の城他合同研修会
      産業文化会館 

 ・・・公共の施設で何を研修するのだろうか?
ランニングコース
湖西側だけを地図に落としたコース図
几帳面なお市の性格が見て取れる。
A,B,C,Dの大分類に、さらに細かな
コース分類もされている様子。
コースB

主に高島市、舟木崎(こどもの国)
安曇川が琵琶湖に流れる三角州あたり


※劇中では「Cの3コースモガキ」と言っているが、
実際の当該場所はコースB(舟木崎)と思われる。
その中で「400m」のコース設定地を関口に計測してもらい、
「59秒9」の新記録を出している。
コースC

南は県道333号線と湖州道路が交差するあたりから、
北は県道557号の西浅井大浦郵便局あたりまでか。
コースD

Cの続きから東へ葛籠尾崎の半島をドライブウェイを山越えし、
県道512号の山道への迂回できる交差点まで。

見事に湖東側には踏み入れないコース設定である。

シロ ロゴ
持ち物にネームを入れる感がハンパないお市さん。 彼女の性格が見て取れる一端でもある。
 シロの文字を例に見てみる
タオル シロのハウス
日夏との東京ジョギング対決前、
身辺整理でハウス燃やしちゃうけど。
亡くなった時、愛用のタオルをかけてあります。
火葬後は、シロを刺した凶器の出刃包丁を包んでます。
(シロと一緒に火葬せんかったのか)

日夏への復讐時もそのまま使用
ランニングコースの字体
お市さんの部屋に貼ってあるコース図から
文字のレタリングタッチを見る
並べてみると、手書き感があって、微妙に違う。 特にスの字


カルト映画に見る共通点
項目 幻の湖 シベリア超特急 北京原人who are you? さよならジュピター
監督が一流 橋本治(原作、脚本、製作総指揮) MIKE MIZNO(原作、脚本、製作総指揮、主題歌作詞) 佐藤純弥 小松左京(原作、脚本、製作総指揮)
音楽が一流 芥川也寸志 長谷部徹 羽田健太郎
製作費が凄い 20億 10億
配給収入が低い 9000万 4.5億 8億
冠がついている ・東宝創立50周年記念作品
・第37回文化庁芸術祭参加作品
・第3回みうらじゅん賞映画賞
・フランスコニャック国際ミステリー映画賞・特別賞
上映時間が長い 2時間44分 1時間55分 2時間9分
キャスト かたせ梨乃(淀君)
北大路欣也(織田信長)
長谷川初範(倉田)
下條アトム(平山)
かたせ梨乃(李蘭) 北大路欣也(小島博士)
長谷川初範(桑沢)
下條アトム(医師)
むだ脱ぎ 南條玲子(お市) 片岡礼子(科学者=武井桃子役)
小松みゆき(北京原人=花子役)
ディアンヌ・ダンジェリー (マリア・ペースハート ジュピター教団)
(「ラブ・ガス使う?」にはひいた)
その他ジュピター教団の名もなき女性信者多数
おや? と思うところ
(この映画、○○では・・・)
あんなシューズがあるなんて、あの時までアタシは知らなかったのよ。 (→倉田のやさしさじゃないのかよ!)


ないない、どうして琵琶湖だけが・・・(→えーっ、そこ?)

北京原人を実業団陸上競技大会に出場させるところ


愛もないのにですか?(北京原人に強姦されそうになり、拒否した事を丹波哲郎に咎められた際の返答)
(→愛があれば原人OKかよっ!)
あと人類は1億年ももつまい (→十分だろ)
スペースシャトル 宇宙船多数
ニュートリノ 宇宙パルサー研究者 長尾 JS計画の説明(マークパンソナ)
棒セリフ ・作曲家・・・作曲家の日夏圭介ェ・・・?
・筋違い・・・無茶ァ?
・ボルシチも結構うまかったぞ、おかげで体も暖まった。
不条理なこじつけ ・ソープ嬢の源氏名がたまたま「お市」
・ソープ嬢を辞める2日前にたまたま日夏が客として来店。
車掌役:宮益君の祖父を追い詰めた因縁の相手(特攻)の孫が、かたせ梨乃という設定 同時期の遺伝子操作なのに、なぜか親子3人の設定 ジュピター教団の教祖の飼っているイルカの名が「ジュピター」。
凄惨シーン 万福丸の串刺し刑 井上教授の腕がロケットパンチ


最初のページへもどる


前のページへ戻る